竜の住む街 / The Town, Dragons Live

Compose: 音原 低二
Mixing, Anvil, Finger Cymbal, Triangle: lifeBS

lifeBSの所属する音見鶏の新歓に2年連続で吹奏楽曲を出しているからと、今年も提出。一昨年のマーチ、昨年の序曲に引き続いて、今年は吹奏楽コンクールの自由曲のような曲として作曲。6分半のため、課題曲を演奏することを考え、時間に余裕を持たせている。2017年12月~2018年3月作曲。

ジャンルWind Orchestra
編成Picc., 3Fl., A.Fl.
2Ob., E.Hn., 2Bsn., Cbsn.
EbCla., 3BbCla., 2A.Cla., 2Bs.Cla., C-a.Cla., Cbs.Cla.
2S.Sax., 2A.Sax., 2T.Sax., 2B.Sax., Bs.Sax.
3BbTrp., 2BbCor., 2Flghn., 4Hn., 3Trb., Bs.Trb., 2B.Hn., 3Euph., 3Tub.
2Cbs.
Timp.
S.D., T-Tom., B.D.
Bgo., Cga.
C.Cyms., S.Cym., Fing.Cym., T-Tam.
Tamb., S.Bl.
T.Bls.
グレード5
演奏時間約6分45秒
使用ソフトMuse Score 2, Cubase 8 Pro, Garritan Concert & Marching Band 2
収録アルバム神戸大学DTM作曲同好会「音見鶏」15thアルバム「Going!」

竜の住む街 / The Town, Dragons Lives
作曲:音原低二

吹奏楽コンクールの自由曲に使える曲を一度は書こうと考えており、それをこの機会に発表するのは昨年序曲を出したときから考えておりました。
編成票や音源を聴いていただけたらわかるのですが、特殊楽器のオンパレードとなります。しかし、一般的に使われる楽器ですべて代奏可能です。具体的には、A.Fl., Ob., E.Hn., Bsn., Cbsn., EbCla., A.Cla., C-a.Cla., Cbs.Cla., S.Sax., Bs.Sax., Cor., Flghn., B.Hn., Cbs.が省略可能です。その他の楽器も人数を減らせます。
省略する場合のためのCueは各パート譜に書いておりますが、Cor.とFlghn.だけは書いておりません。SoloのところだけをTrpで代奏してください。その関係でTrp.は最低2名必要です。その他のパートもある程度の人数は必要です。
パーカッションは完全に楽譜どおりやろうとすると8人は必要なようです。もちろん人数が足りない場合は省略可能ですが、どこをどう省略したのかを教えてくださいますようにお願いいたします。

この曲は、「Mountain」「The Town」「Dragon Rage」「Dragon Dance」「Dragon's Lullaby」の6つの場面があります。
Mountainの冒頭Fl.族のSoloは竜笛などをイメージして東洋風に。その後は倍音列で重なります。木低が足りない場合の吹き替えは別紙で提示しています。その後、Cor., Flghn., 2B.Hn.のSoloです。楽器がない場合や奏者がいない場合は前2つは上記の通り、B.Hn.はEuph.で演奏してください。Euph.の人数が足りない場合はHn.に書いた影譜を演奏してください。accel.は霧が開けていくイメージで。
The Townですが、山奥の都市というイメージで厳かにかつ幻想的に。ワルツは意図的に無理やり組み込みました。厳粛な中にも愛はあるものです。
Dragon Rageは「竜の怒り」です。戦闘を思い浮かべて。最後のT-TamはいきなりT-Tamだけになるように。
Dragon DanceはB.Sax.にSolo指定していますが、他のパートで技術的に上手で「やりたい」と強く願う人がいればその人でもかまいません。普遍的に表されるであろう作曲者の答えがB.Sax.であっただけで、演奏者側で他のパートの方が適しているならば、この場面においては吹き替えを容認します(どのパートで吹き替えたかを教えていただきますようにお願いいたします)。
Dragon's Lullaby、みなが寝静まった夜です。ダブルリードのSoliのあとは朝日が昇るイメージで。