終わりの太陽 / The End of the Sun

Compose: 音原 低二
Arrangement, Triangle, Finger Cymbal, Anvil: lifeBS
Wind: On-Jin ~音人~

神戸大学の音見鶏と大阪大学のラムレーズンの合同コンピレーションアルバム第二弾、テーマ「サン&ムーン」にサン枠で参戦が決まったlifeBSが音原に話を持ちかけて、そのまま勢いで出来た作品。演奏は不可能ではないが、パートの難易度や出番に格差が大きい、パーカッションが15人必要、特殊楽器も必須となるので、現実問題としてほぼ不可能である。2017年5月~7月作曲。

ジャンルWind Orchestra
編成Picc., 3Fl., A.Fl.
2Ob., E.Hn., 2Bsn., Cbsn.
EbCla., 6BbCla., 2A.Cla., 2Bs.Cla., C-a.Cla., Cbs.Cla.
2S.Sax., 2A.Sax., 2T.Sax., 2B.Sax., Bs.Sax.
4BbTrp., 4Hn., 3Trb., Bs.Trb., 2Euph., 4Tub.
2Cbs.
Pno.
Hp.
Synth.
Timp.
S.D., T-Tom., B.D.
Bgo., Cga.
C.Cyms., S.Cym., Fing.Cym., H-H.Cyms., T-Tam.
Tamb., S.Bl., Tri., Clv., Cow., Cst., Vibslp., Whip., Rat., Anv., Tmp.Blo., Thnd.Sht., Wn.Mcn.
Glk., Cro., Vib., T.Bls., Xylo., Mrm.
グレード6
演奏時間約16分00秒
使用ソフトMuse Score 2, Cubase 8 Pro, Garritan Concert & Marching Band 2
収録アルバムDTMer サン&ムーン(神戸大学DTM作曲同好会音見鶏&大阪大学音楽制作サークルラムレーズン

終わりの太陽 / The End of the Sun
作曲:音原低二

全200小節、指定の長さは16分ですが、指揮者次第で相当変わります。
この曲は、演奏を前提として書いたわけではありません。最初は前提だったのですが、あまりにも複雑に絡みすぎたので途中で諦めました。
パーカッションの人数を考えずに組んだ結果、パーカッションソリが15人必要(チャイムとスレイベル、シロフォンとサンダーシートとテンプルブロックの同じ箇所の掛け持ちあり、すぐ後は管弦楽器全員fffのため掛け持ちも不可)となりました。それ以外の箇所は最大6人です。
なお、ピアノとハープはシンセサイザーでの代奏が可能です。

太陽の終焉のときを想像しました。大きく分けて、「老いた太陽系」「赤色巨星」「白色矮星」の三つのシーンに分かれます。
「老いた太陽系」で老齢期の太陽系(8つの旋律)と太陽(全音音階のフレーズ)、「赤色巨星」では拡大される太陽とその中の惑星が混濁し、「白色矮星」で彼方へ散る太陽系。というイメージで描きました。
聴いていただけるのはありがたいのですが、相当長いので、覚悟ください。